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野菜を食べるメリットは?食べ過ぎた場合のデメリットも紹介!
2023年12月27日
野菜を食べるメリット
健康的な身体をキープするためには、1日350gの野菜を食べることが推奨されています。
1日350g以上の野菜を食べるには、1食に野菜を使用した副菜を1皿以上食べなければなりません。
しかし、なぜ野菜を1日350g以上食べなければならないのか疑問に感じている方も多いのではないでしょうか。
まずは、野菜を食べるメリットを紹介します。
メリット①免疫力を高める
野菜は、免疫力を高めるビタミンやミネラル、食物繊維などの栄養素を豊富に含んでいます。
にんじんやかぼちゃなどの野菜には、皮膚や粘膜を強化する栄養素が豊富です。
また、ブロッコリーやじゃがいもには血管や皮膚を強くするコラーゲンが含まれています。
赤ピーマンやモロヘイヤにはビタミンEが含まれており、体が錆びついてしまうのを防ぐ効果が期待できます。
他にも、しいたけやしめじなどのきのこ類や、オクラやモロヘイヤなどのネバネバ野菜を摂取して、免疫力を高めましょう。
メリット②お腹の調子を整える
食物繊維を含む野菜を食べることで、お腹の調子を整えられます。
食物繊維を多く含む野菜は以下のとおりです。
・しそ
・白菜
・セロリ
・ごぼう
・キャベツ
食物繊維には、便を柔らかくしてすべりを良くする効果や、腸壁を刺激する効果があります。
健康的な体を維持するためには必要な栄養素となるため、食物繊維を含む野菜を積極的に食べましょう。
メリット③疾患リスクを軽減
野菜を多く食べると、心血管疾患や糖尿病などのリスクを大幅に軽減させられます。
ほうれん草やモロヘイヤ、枝豆や人参などのカリウムを多く含む野菜を食べることで、体内にある余分な塩分を排出してくれるため、高血圧が気になる方にもおすすめです。
野菜を食べ過ぎるデメリット
野菜をたくさん食べたからといって、免疫力が大きく上昇し、疾患リスクがさらに軽減されるわけではありません。
野菜の食べ過ぎは、体の不調を引き起こす可能性があるため注意が必要です。
ここでは、野菜を食べ過ぎた場合のデメリットを紹介します。
デメリット①下痢や便秘になる
食物繊維を豊富に含む野菜を食べすぎると、体内で消化されずに排出されてしまいます。その結果、下痢などを引き起こす可能性があるため注意しなければなりません。
また、自律神経の乱れによって腸の働きが不安定な痙攣性便秘の方が食物繊維を含む野菜を食べすぎると、便秘を悪化させてしまいます。
デメリット②太る
ダイエット中に野菜を積極的に食べる人も少なくありません。
しかし、糖質を多く含むトウモロコシやさつまいも、かぼちゃなどの野菜を食べすぎると太ってしまう可能性があります。
また、低カロリーの野菜にマヨネーズやドレッシングをたっぷりかけると摂取カロリーが高くなるため注意が必要です。
野菜をおいしく食べるコツ
健康的な体を維持するために、積極的に野菜を摂取したいけど、必要な量を食べられない方も多いのではないでしょうか。
ここからは、野菜をおいしく食べるコツを紹介します。
コツ①温野菜にして食べる
野菜はかさが高いので、実際は少量しか食べていなくても、たくさん食べた気分になってしまう方も少なくありません。
野菜をおいしくたくさん食べたい場合は、加熱して温野菜にすると良いでしょう。
加熱することで食感も変わり、うまみも出るため、さらにおいしく食べられます。
コツ②スープに入れる
野菜をスープに入れても、おいしく食べられます。
ミネストローネやポタージュなど、毎日味を変えることで、飽きずに野菜を摂取できるでしょう。
また、野菜は温めることでかさが減るため、生野菜よりも食べる量を増やすことも可能です。
コツ③野菜ジュースにする
毎日野菜を使った料理を考えるのは難しいという人は、野菜ジュースがおすすめです。
野菜をミキサーに入れるだけで、体に必要な栄養素を補えます。
野菜ジュースは市販でも販売されていますが、市販の野菜ジュースは糖分を多く含んでいます。
そのため、市販の野菜ジュースの過剰摂取は控えましょう。
おわりに
野菜を食べるメリットや、野菜を食べすぎるデメリットについて詳しく解説しました。
野菜はビタミンや食物繊維など、体の健康維持に必要な栄養素が豊富です。
野菜を食べることで、免疫力を高め、疾患リスクも軽減できます。
しかし、野菜を食べすぎると下痢や便秘になることがあるため注意が必要です。
1日350gを目標に、おいしく野菜を食べましょう。